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夫婦の葛藤をみてみると夫は男性で、妻は女性である。また夫と妻は各自それぞれの記憶が異なっているのでもちろん考え方の基準も異なる。それで各自の考え方の基準を相手方に適用すればお互いに相手は自分を愛していないと考えるようになる。ほかの人たちのことは全て理解ができるのにただ一人自分の配偶者だけは理解ができないのだ。ところでほかの人たちのことは自分が関心をもち自分の考え方の基準を適用しながら暮らしてみたことがないためわからないのである。
葛藤が続いた場合、過去の社会では子供のために我慢して生きていくといったケースが多かったが、現代の社会では過去とは違って考え方の基準がじつに多く、多様になっており、それだけ葛藤も増えていて離婚に走ってしまう場合も本当に多い。私たちは身の回りで夫婦の葛藤が生じると、これを解決するために夫婦の葛藤の原因を探ってみるわけだが、夫は夫の考え方の基準を、妻は妻の考え方の基準を語っている。ところで各自の考え方の基準はそれぞれの記憶によってつくりだされたものであるから第三者がでてきてその基準をさして正しいとか正しくないとかの判断を下すことはできないのである。葛藤を解決しようとするのにもかかわらず各自の考え方の基準の良し悪しを判断するため葛藤はますますひどくなるしかないのである。
葛藤を解決するとき葛藤が生じた原因を無理に知る必要はない。相手に対する関心によって葛藤が生じることをしっかり伝えてあげさえすれば自ら解決していけるのである。配偶者と自分は互いに別の存在であるだけで異なっているということを認められなくて生じたのが葛藤である。夫は妻が自分の考え方の基準と同じでなくてはならないと考え、また妻は夫が自分の考え方の基準と同じでなくてはならないと考えてしまうからである。
たとえば夫が仕事をし、疲れた状態で家に帰ってきて静かにTVを見たいとしよう。ところが妻は一日中一人でいて夫が帰ってきたのだから一緒に話をしたがっている。夫の立場としては休みたいし、妻の立場としては話がしたいわけだが、お互いの考え方の基準が違っていることをみとめないがゆえに対立し、ぶつかり合って葛藤が生じるようになる。この葛藤は夫に問題があるからなのか、妻に問題があるからなのか、これは葛藤の原因を正確に知らないがゆえに起こるだけのことで誰の問題でもない。自分の考え方の基準が同じといえる人は世の中に存在しないということを知らないがゆえに葛藤が起こるのである。私たちがこのように葛藤を感じているということはお互い関心を持っていて愛し合う関係、または身近な関係であるがゆえであることを知らなければならない。
夫が妻に自分の考え方の基準を主張すると、まるで妻に対して「おまえは私の基準に合わせなさい」といっているように見える。そうだとしたら夫はなぜ妻に自分の基準に合わせろというのだろうか? 夫は家族と共に生きながら自分の自我実現を追求する基準に合わせろというのであるが、妻もまた自分の自我実現を追求する基準があるため葛藤が生じるのである。ここで夫が自分の考え方の基準を主張するのは妻を自分と同じ男性に変えようとすることだ。妻は男性ではない女性の考え方の基準をもっているために男性である夫の基準に合わせようとはせず、お互いに対立するようになる。妻も自分の考え方の基準を夫に適用して考えを主張するのは夫を自分と同じ女性に変えようとすることである。結局夫は妻に「男になれ」といっており、妻は夫に「女になれ」といっているのだから葛藤は続くのである。
二人が恋愛しているときは人間として共に自我実現を追求するような関係ではなかった。恋愛のときは人として自分の幸福のみを追求するのであるから男性は情熱をもって女性に接しおもしろく楽しくリードしながらよくしてあげるのであり、女性は自分に対する関心、そして愛情を感じるためにその関係を持続しようとした。しかし結婚をすれば自ずと立場が変わり、そこでようやく人間関係を形成すべき人間となって自分だけの幸福ではなく夫と妻が共に自我実現を追求しながら共に幸福にならねばならない存在になるのである。それでお互いに関心をもつようになり、自分の考え方の基準を適用することで葛藤が生じるようになるのだ。
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